「もう少し収納があれば、部屋が片付くのに……」
クローゼットを開けるたび、あるいは部屋の隅に積み上がった段ボールを見るたび、そんなため息をついていませんか?
今の日本の住宅事情において、収納スペースの不足は深刻な悩みです。 「片付けなきゃ」と自分を責めたり、無理をして大切な思い出の品を捨てようとしたりする必要はありません。部屋が散らかるのは、あなたの整理整頓能力の問題ではなく、物理的な「スペースのキャパシティオーバー」が原因であることがほとんどだからです。
広い家に引っ越すのは、敷金・礼金や家賃アップを考えると簡単ではありません。 しかし、**「今の家の家賃を変えずに、部屋をあと1畳分広くする」**方法があるとしたらどうでしょうか?
今回は、断捨離も引っ越しもせずに、理想の広々としたリビングを取り戻すための「第2のクローゼット」という考え方をご紹介します。
Contents
1. 1年のうち「11ヶ月」は邪魔者扱い? 家賃を食いつぶす荷物の正体

まずは、あなたの家の中を見渡してみてください。 そこにある荷物は、本当に「今、この瞬間の生活」に必要なものばかりでしょうか?
実は、収納スペースを圧迫している原因の多くは、「今は使わないけれど、特定の季節やイベントには絶対に必要なもの」です。
- 季節家電: 扇風機、ハロゲンヒーター、加湿器、空気清浄機
- イベント用品: 雛人形、五月人形、クリスマスツリー、お正月飾り
- レジャー用品: キャンプ道具、スキー・スノーボード一式、浮き輪やプール
- 衣替えの衣類: 家族全員分のダウンコート、真冬の掛布団、毛布
これらは、1年のうち実際に使うのは数週間から数ヶ月程度。残りの期間、つまり1年の大半である「10ヶ月〜11ヶ月」の間は、ただクローゼットの奥を占拠し、生活空間を狭くしているだけの存在になってしまいます。
例えば、家賃10万円で50平米のマンションに住んでいるとします。もし、これらの「待機中の荷物」が1畳分(約1.62平米)を占領しているとしたら、あなたは毎月約3,200円、年間で約3万8千円もの家賃を「ただ荷物を置くためだけ」に支払っている計算になります。
人間がくつろぐためのスペースを荷物に奪われ、さらにその場所代まで払い続ける。これは非常にもったいないことではないでしょうか。
2. 「広い部屋に住む」から「収納をアウトソーシングする」という発想の転換
収納が足りなくなったとき、多くの人は2つの選択肢を思い浮かべます。 一つは「不要なものを捨てて(断捨離して)減らす」こと。もう一つは「収納の多い広い部屋に引っ越す」ことです。
しかし、思い出の品や高価な趣味の道具は簡単には捨てられません。また、引っ越しとなれば、今の家賃よりプラス2万〜3万円の出費は覚悟しなければなりませんし、引っ越し費用そのものも数十万円かかります。
そこで提案したいのが、第3の選択肢。 「普段使わないモノだけを、家の外に預ける」という解決策です。
これが、今注目されている「屋内型トランクルーム」の活用です。

「トランクルーム」と聞くと、郊外にあるコンテナボックスや、少し薄暗い倉庫をイメージされる方も多いかもしれません。しかし、近年のトランクルーム、特に「屋内型」と呼ばれるタイプは、そのイメージとは全く異なります。
それはまるで、マンションの一室を借りるような感覚です。 自宅のクローゼットに入りきらない荷物を、月額数千円〜というリーズナブルな価格で、近所の専用スペースに移動させる。これだけで、今の家のリビングは見違えるほど広くなります。
「必要なモノは手元に、時々しか使わないモノは近くの倉庫に」。 この使い分けこそが、現代の賢い住まい方なのです。
3. なぜ「屋内型」なのか? 大切な荷物を守る3つの条件
「荷物を預けるなら、実家の物置や安い屋外コンテナでもいいのでは?」 そう考える方もいるかもしれません。しかし、デリケートな衣類や思い出の品、精密な家電製品を保管する場合、環境選びは非常に重要です。
私たちが「屋内型」を強くおすすめするのには、明確な理由があります。


理由①:自宅と同じような環境で保管
屋外のコンテナは、夏場は庫内温度が50度を超え、冬は結露が発生しやすくなります。これでは、大切な服にカビが生えたり、プラスチック製品が変形したり、アルバムの写真が劣化したりするリスクがあります。 多くの屋内型トランクルームでは、換気システム(※店舗により異なります)を導入しています。温度や湿度の変化が少ない環境は、まさに「第2のクローゼット」として最適です。
理由②:女性一人でも安心の「セキュリティと清潔感」


夜間に荷物を出し入れすることもあるでしょう。人目がなく暗い場所にある屋外コンテナは、防犯面で不安が残ります。 屋内型トランクルームの多くは、入退室管理システム(セコム等)を導入しており、契約者しか入れない仕組みになっています。また、定期的な清掃が行き届いた明るい店内は、女性ユーザー様からも「怖くない」「清潔で気持ちいい」と高い評価をいただいています。
理由③:24時間365日、好きな時に出し入れ自由
「急に寒くなったからコートを取りに行きたい」「週末のキャンプで道具が必要になった」。そんな時、管理人がいないと開けられない倉庫では不便です。 屋内型なら、24時間いつでも自分の好きなタイミングで出し入れが可能。自宅の納戸と同じ感覚で、自由自在に利用できます。
4. 活用事例:トランクルームで生活はどう変わる?
実際に屋内型トランクルーム(プラスルーム等)を活用し、生活が一変した方々の事例をご紹介します。
【Case 1:30代 子育て世帯(マンション住まい)】

- 悩み: 子供の成長とともに学用品やおもちゃ、サイズアウトした服が増え、リビングが常に散らかっている状態。
- 活用法: 「0.5帖タイプ」を契約。ベビーカー、五月人形、将来下の子が使う予定の服、思い出の工作をすべて移動。
- 変化: 押し入れにスペースが空いたことで、リビングに出しっぱなしだった布団やおもちゃがすべて収納可能に。「部屋が広くなって、子供が走り回れるようになりました!」
【Case 2:40代 夫婦(2人暮らし)】
- 悩み: 夫の趣味であるゴルフバッグとキャンプ用品、妻の大量の蔵書(本)の置き場所で喧嘩が絶えない。
- 活用法: 「1帖タイプ」を契約。趣味の道具専用の部屋として利用。棚を持ち込んで本棚も設置。
- 変化: 自宅がスッキリしただけでなく、休日にトランクルームへ寄って道具を積み込む工程自体が楽しみに。「大人の秘密基地ができたようでワクワクします」
【Case 3:30代 女性(一人暮らし)】
- 悩み: クローゼットが狭く、大好きな服が入り切らない。衣替えのたびに実家に送るのが面倒。
- 活用法: 近所のトランクルームを「衣装部屋」として利用。季節外れのコートや靴を保管。
- 変化: 自宅のクローゼットは「今着る服」だけでゆとりある状態に。服のシワも気にならなくなり、毎朝のコーディネートがストレスフリーに。
5. 月々数千円の投資で得られる「心のゆとり」

最後に、コストについて考えてみましょう。
もし、収納不足を解消するために「今より1部屋多い物件」へ引っ越すとしたらどうなるでしょうか? エリアにもよりますが、家賃相場で言えば月額2万円〜5万円はアップするのが一般的です。年間で見れば数十万円のコスト増になります。
一方、屋内型トランクルームであれば、広さにもよりますが月額数千円から利用可能です。 例えば、月額5,000円だとしても、年間6万円。引っ越して家賃を上げるコストに比べれば、圧倒的に経済的です。
また、初期費用についても、多くのトランクルーム会社がキャンペーンを行っており、敷金・礼金がかかる賃貸契約よりも遥かに手軽に始められます。
「部屋が狭いから、我慢する」 「捨てたくないけど、捨てるしかない」
そんな諦めは、もう必要ありません。 家の外にスペースを借りるという選択肢は、単に荷物を置く場所を買うだけでなく、**「広々としたリビングでの家族団らん」や「好きなものに囲まれた豊かな暮らし」**を買うことと同じなのです。
まずは、あなたの自宅の近くに「第2のクローゼット」がないか、探してみてください。 一度見学に行き、その清潔で明るい空間を見れば、「これなら自分の大切な荷物を預けられる」と確信していただけるはずです。
今の家をもっと好きになるために。 屋内型トランクルームという「新しい収納のカタチ」を、あなたの生活に取り入れてみませんか?





